ドラゴンクエストのミュージカルをSMAPが演じた過去。

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昨年誕生30周年を迎えた、国民的ゲームの『ドラゴンクエスト』。長い歴史の中では異色のコラボも数々あったのだが、その筆頭がSMAPによるミュージカルではないだろうか?

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『聖闘士星矢』に続くミュージカルは空席が目立っていた!?

『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…』をベースに、『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』をミックスしたオリジナルストーリーであり、92年8月に京都四条南座で25日間に渡って40公演が行われている。
ちなみに、スーパーファミコンの『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁』が発売されたのはこの翌月のことだ。

当時のSMAPは、この年の春にフジテレビ系バラエティ『夢がMORIMORI』が始まり、知名度が徐々に上がっていた程度の駆け出しのアイドル。スーパーバイザーに中村勘九郎(故・中村勘三郎)を迎え、かなり力の入った様子のドラクエミュージカルだったが、狭い会場にも関わらず、チケットは連日余っていたという。

前年には同じくSMAPにより、大ヒット漫画『聖闘士星矢』のミュージカルも公演されているが、まだまだアイドルとしての方向性を模索中といった感じだった。

しかし、この頃リアルタイムで鑑賞できたファンはまさに「導かれし者たち」であり、その貴重な体験は「そして伝説へ」となったに違いないのである。

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勇者中居、戦士木村、残りのメンバーは悪の四天王

すぎやまこういち作曲のBGMに無理やり歌詞を付けた曲で歌い踊る、若き日のSMAPメンバー。6人全員、ダンスがキレキレ! さすがは後に国民的アイドルにまで上り詰める逸材である。

アクションシーンでは、森と木村が一歩リードと言ったところ。華のある躍動感&安定した歌唱力の森が、1番ミュージカル適性が高かったかも知れない。
主役の勇者「アレル」役に中居。謎の戦士「ライアン」役に木村。この2人がメインキャラクターだ。
ライアンはドラクエ4では、ヒゲをたくわえたマッチョなオッサンだったが、その再現度はゼロ。中居ともども、前年の聖闘士星矢ミュージカルの再利用というか、特撮ヒーローのコスプレのような姿となっている。
ライアンの真の姿は「闇の帝王ゾーマ」であり、「闇の四天王」を率いる5兄弟の長兄だったと言う、ゲームファンを突き放すトンデモ設定がミュージカルの肝。これにより、聖闘士星矢での「海皇ポセイドン」に続き、今作でもキムタクがラスボスである。

残りのメンバーが演じたのが四天王。草なぎ「アトラス」、森「大神官ハーゴン」、稲垣「ベリアル」、香取「キングレオ」といった配役だ。
もっとも、ゲームのドラクエ2&4のボスキャラからネーミングを拝借したくらいで、見た目も役回りも完全に別物。扮装に魔物感はなく、ゴテゴテした衣装にド派手なメイク。ゴシックなビジュアル系バンドといった出で立ちだった。

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舞台への思い入れから中居と木村が殴り合いになったことも…!?

ミュージカル内での木村はシリアスな二枚目キャラ、中居はコメディ要素強めだった。すでに現在と同じような立ち位置である。
アドリブ肯定派の中居と否定派の木村は意見が対立。殴り合いの大ゲンカに発展したこともあったそうだ。

しかしケンカ後には、お互いが相手の顔の腫れを心配し、マネージャーに氷を持って行くよう頼んだという。
若さあふれる男気エピソードである。この時の熱い気持ちは2人にはもうないのだろうか?

ソフト化は一度も実現していないドラクエミュージカル。このまま永久に封印されてしまうにはあまりにも惜しい作品である。「復活の呪文」が唱えられる日は来るのだろうか?
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