藤井聡太四段が無敗で前人未到の29連勝を達成。

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将棋の最年少棋士、藤井聡太四段が26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康宏四段に91手で勝ち、デビュー戦から負け知らずで歴代単独1位となる29連勝を達成した。


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藤井四段の次の対局は7月2日の同トーナメント2回戦で、対戦相手は佐々木勇気五段。4年前の加古川清流戦で優勝している若手実力者を倒して、前人未到の連勝記録を30の大台に乗せられるかどうかが注目される。

大一番は現在2人しかいない10代棋士が対局。午前10時の開始後、慎重な駒運びで一進一退が続いた。

夕食休憩を挟み、午後8時前に藤井四段が攻勢に出て、増田四段が守る展開となり、そのまま藤井四段が寄せきった。増田四段は昨年の新人王戦に優勝している若手の強豪だが、及ばなかった。
藤井四段は愛知県瀬戸市に住む中学3年生。昨年10月に史上最年少の14歳2カ月でプロになった。同12月のデビュー戦以来公式戦を一つも取りこぼさず、今月21日の王将戦予選も危なげなく勝ち、神谷広志八段が持っていた歴代最多記録に並ぶ28連勝に到達した。

将棋界最高の優勝金額4320万円を誇る竜王戦は、歴史ある名人戦と並ぶビッグタイトル。渡辺明2冠竜王、棋王への挑戦権を得るには、この後も順位戦B級1組の阿久津主税八段や久保利明王将らトップ棋士を破らなければならず、連勝記録以上に藤井四段の真価が問われる場となる。
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