僕が僕であるために。SMAP5人が出演した今こそ見るべきドラマ

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僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならない」デビューしたばかりの尾崎豊が書いた歌詞は、よく時代遅れだと揶揄されます。とはいえ、30年近くも前の楽曲なのだから、当然といえば当然。

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今の若い世代が、盗んだバイクで走り出したり、夜の校舎窓ガラス壊して回ったりするような詩を押し付けられても、「?」となるのは致し方ないでしょう。
しかし、彼の詩には「青春の衝動」を喚起するようなストレートなメッセージが溢れており、だからこそパワフルで、いつの時代にも熱狂的な支持者がいるのではないでしょうか。

そんな尾崎が1983年にリリースしたファースト・アルバム『十七歳の地図』に収録されていたのが、『僕が僕であるために』です。

そこから長らく知る人ぞ知る曲として愛されていたこの青春ソングは、発売から14年経った1997年、突如として脚光を浴びることになります。当時人気絶頂だったSMAPが主演した新春スペシャルドラマの主題歌・タイトルに起用されたのです。
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SMAPの5人が高校駅伝部の元部員役を演じた

2016年12月10日。SMAPグラフィティの一環として19年ぶりに再放送されたことでも話題を呼んだ、ドラマ『僕が僕であるために』。物語のあらすじはこう。

社会人になって、それぞれ違う道を歩んでいた高校駅伝部の仲間たち(SMAPの5人)は、久しぶりの再会を果たすことに。スポーツメーカーでマラソンランナーをしている、駅伝部の元キャプテン・成瀬(中居)、親のコネで入った医大へ通う木下(稲垣)、強い学歴コンプレックスを持つ四流大学の学生・悟(香取)、恋人との結婚を相手の両親に反対されている信用金庫勤務の悦郎(草彅)、あやしいスカウトの仕事をしつつ、ヒモ同然の怠惰な生活を送る力(木村)。

各々の立場・境遇が違うためか、学生時代とは異なる考え方を持つ5人は、時に葛藤し時に衝突しながら、かつての友情を取り戻して自分が本当に進むべき道は何か模索していきます。

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数多くある『愛と言う名のもとに』との類似点

このドラマ、一言でいえば、野島伸司脚本のドラマ『愛と言う名のもとに』のSMAPバージョンです。
部活の仲間が再会するところから物語が始まるという、青春群像劇的な内容。真面目な主人公・中居(=唐沢寿明)と奔放なライバル・木村(=江口洋介)が、ヒロインの鶴田真由(=鈴木保奈美)を奪い合うという構図。ムードメーカー役の草なぎ(中野英雄)の死を機に、仲間同士結託するという展開。

挙げればきりがないほど共通点がたくさんありますし、何より、企画を立てたのが『愛と言う名のもとに』のプロデューサー・大多亮氏ということからも、意図的に似せたと考えるのが妥当でしょう。
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20年後の別れを予言?

そしてこのドラマ、今から20年前のSMAP絶頂期に、5人の“別れ”をテーマとして描いているというところに、何ともいえない味わい深さがあります。
母の病気を機に実家のみかん農園を継いだ力(木村)、小児科医という仕事へ意義を見出していく木下(稲垣)、失恋を断ち切り就活に奮闘する悟(香取)、無念にも事故で死んでいった悦郎(草なぎ)、そして、4人の想いを乗せてランナーとして走り続けることを決意した成瀬(中居)。最後に、成瀬の言葉でこう物語は締め括られます。

「あの頃、僕たちは走るのに必死だった。ただがむしゃらに前だけを見つめ、ゴールに向かってひたすら走り続けていた。そして今、僕たちはそれぞれ別々の道を走っている。いつか再び巡り会う、最高の瞬間のために」

時を経て、2016年12月31日。フィクションではなく現実においても、5人は別々の道へと進んで行きました。果たして、元陸上部のキャプテン、もとい元SMAPのリーダーがいうように、「いつか再び巡り会う、最高の瞬間」は訪れるのでしょうか。
いずれにしても自分の下した決断、決めた道を後で振り返ったとき「正しかった」と言えるよう、彼ら5人は未来を見据えながら、きっと思っているはずです。「僕が僕であるために 勝ち続けなきゃならない」と。
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コメント

  1. 親父待てよ! より:

    みんな若くてキラキラしてた。途中までコントに見えて笑ったけど最後は泣いた。
    キムタクが力の役にハマってて良かった。「ロンバケ」大ヒット後で余裕を感じた。
    稲垣と瀬戸は「東京大学物語」でも共演、草彅と松は後に「じんべえ」で共演、
    大瀧詠一の歌は後に「ラブジェネ」でも使用、そういう発見も面白かった。

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