ビストロSMAPの本は何故ベストセラーとなったのか?

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90年代は多くのベストセラー本が誕生した。現在のようにインターネットは本格的に普及しておらず、人々が情報を得る手段のひとつとして出版物が今以上に重宝されていた。


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ベストセラーになった 「ビストロSMAP」の本

今から20年前、1997年のベストセラーランキング1位は『ビストロスマップ完全レシピ』である。同書は『SMAP×SMAP』の人気コーナーの書籍化だ。翌1998年にも続編となる『ビストロスマップKANTANレシピ』が、年間ベストセラー3位の好成績を残している。

小説、ノンフィクション、自己啓発書などに混じり、テレビ番組の企画本がランクインするのは珍しい。昨年末をもって解散したSMAPは出版界においても偉業を成し遂げていたのだ。あらためて2冊の書籍を眺めてみたい。

実践的ではなかった『ビストロスマップ完全レシピ』

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『ビストロスマップ完全レシピ』は、大判サイズで重厚な作りの本だ。番組で作られた料理のメニューが写真入りで解説されている。
取り上げられている料理のメニューは、姿焼きを豪快に使った鯛めし、イカスミのパエリヤ、野菜いっぱいのボンゴレスパゲティーといったもの。レストランで出されても遜色のないメニューである。

だが、一般家庭でこの本に取り上げた食材を即座に用意できるかといえば疑問符がつく。今ほど日本人になじみのなかったトムヤンクンやガイヤーンなどのタイ料理や、生地をこねて作る”慎吾ピザ”など、よほどの料理好きでもない限り作れないのではないか。
本書は実践的な料理本というより、SMAPファンのためのビジュアルブックといった方が正しいかもしれない。

実用的なレシピが多かった『KANTANレシピ』

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翌年に出た『ビストロスマップKANTANレシピ』は名の通り、前作の反省をふまえて実用度が高いレシピが多数並ぶ。まえがきに「ビストロスマップでお出しした料理をご家庭でも再現していただける簡単なレシピが中心となっております」と記されている通り、各料理の“KANTAN度”が3段階で示されている。
さらに各料理をカレー、イタリアン、エスニック、ベジタリアンなどにジャンル分けしたほか、おむすび、鍋、サラダなど手間のかからないシンプルなメニューも多く取り上げられている。

巻末にはゲスト、オーダーメニューが整理された放送リストも掲載されており、資料性も高まった今作。放送リストを見ると、萩原流行、高倉健、伊丹十三といった故人も出演しており、時代の経過を感じさせる。

『ビストロスマップ』シリーズは、2003年までに計7冊が刊行されており、あらためてSMAPが長期間にわたり高い人気を獲得していたことがわかるだろう。
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